(1)「量子磁気医学」への招待状

医学に対する疑問 生きていれば人は誰でも、病気になることは避けられない。数十年に及ぶ超重症のうつ病や喘息、アレルギー性鼻炎、過敏性腸症候群など、頭頂部から足の裏まで、いろいろな症状に長い間苦しんだが、どの薬もなかなか完治させることができない…

(2)治療法の真偽判別

基本的スタンス 科学の体系はネットワーク構造を形成している。他の法則や理論と無関係で、孤立した法則や理論というものはあり得ない。既に確立している科学的事実と整合的でなければ、間違った科学か、ニセ科学といえる。逆に言えば、他の法則や理論と整合…

(3)真偽論争を決着させるために

糸口を模索 ここからは「量子効果」のある本物の量子医学について考えていこう。なぜ、磁気治療はニセ医学扱いされるばかりで、真偽論争は決着しなかったのか。磁気治療の効果が不安定であり、治癒が事実であることを確定させることができない。そして、有効…

(4)「量子磁気医学」の確立

磁気治療のメカニズム 分子中の電子も振動しているので、温冷熱療法の場合のように電子に電磁波を加えれば制御できるか、といえばそれは無理だろう。電子の振動は近紫外線領域の電磁波と重なるので、その領域の振動数の電磁波を発生させる装置が必要であるし…

(5)天動説を基準とするニセ科学批判

ニセ医学を駆逐できない理由 ニセ医学は、形式的には、科学的に論証しているように見せかけているだけで、論理的には明らかな虚偽が含まれている。治療費や治療薬・治療機器の販売、あるいは自己の理論の優位性を誇示することなどが目的であるから、それが達…

(6)電子書籍『ニセ科学ではなかった磁気療法』に書かれていること

電子書籍を読まなければ始まらない この電子書籍の主題は、日常経験する病気のほとんどを自分で即効的に完治させるための治療理論であり、磁気治療のメカニズムと治療法の詳細が書かれている。メカニズムは難解であるが、メカニズムを知ることが目的ではない…

(7)物理主義と医学理論

物理法則に対する信頼 数学では、公理と呼ばれる自明の前提条件があり、公理と公理が組み合わされて定理が導かれる。公理や定理が組み合わされてさらに新しい定理が導かれる。その論証プロセスに瑕疵がないならば、新しい定理として認められる。問題を解くと…

(8)量子磁気医学による症例

百聞は一験にしかず 多くの患者たちは、対症療法しかできず、副作用などの問題がある現代医学に対して全幅の信頼を寄せていたわけではない。しかし、これまでは現代医学を超える有効な治療法はなかった、だから疑念を抱きながらも治療を受けていたのが実情な…